研究開発 総合技術部
総合技術部は、技術部(設立昭和38年、1963年)、機械部(設立同年)および工事開発部(同昭和57年、1982年)などを 前身とし、これらのうち技術開発に関わる部署が統合されて昭和60年(1985年)に大宮市(現さいたま市)に設立され、現在に至っています
所在地:
埼玉県さいたま市西区三橋6-70
TEL:048-624-0095
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屋外試験場 -
試験施工状況
TOPICS:世界に広がるNIPPOの技術開発
NIPPO供与技術のアスファルトフィニッシャ 「DLペーバ」がオランダで好評を得ました。
平成16年10月25日
株式会社 NIPPO
1.概要
当社とヴィルトゲン・ジャパン株式会社がオランダのBAM Wegen(バムヴェーゲン、ユトレヒト州)社に技術供与したアスファルトフィニッシャ「DLペーバ」が今月中旬、多くの関係者が見守る中、初めて実際の工事で使用され施工性や出来映えの良さなど好評を得た。
施工当日は、当社の役員他関係者、施工者でもあるBAM Wegen社の取締役を初め、DLペーバのベースマシン製造会社であるアスファルトフィニッシャ製造シェア世界第一位のフェーゲル社(ドイツ)社長、今回の技術供与の橋渡し役でもあるヴィルトゲン・オランダ社の社長など関係者30名以上が立ち会った。
施工現場は幅約6m、延長約300mの住宅街の道路で、耐久性のある低騒音舗装が要求されたことから、品質が良く騒音低減効果が高いと認識されている二層同時舗設工法を提案し、「DLペーバ」が採用されたとのことである。
(施工日;2004年10月13日(現地)、場所;Noord Holland/北ホランド州 Beverwijk、アムステルダムの北西約20km)
2.技術供与契約
今般供与した技術は、当社とヴィルトゲン・ジャパン株式会社とが協同で開発した2種類のアスファルト混合物を同時に敷きならすことのできるアスファルトフィニッシャ「DLペーバ」の設計・製造技術で、BAM Wegen 社に供与する契約を本年3月に締結している。契約内容は、設計および製造に関する技術の供与の他、オランダにおける独占製造権と欧州における使用権も与えるものである。
DLペーバについては、平成13年の完成当初から国内はもとより、ドイツ、オランダなど海外からも強い関心が寄せられていた。欧州にも類似技術があるにも拘わらず、オランダの道路会社が「DLペーバ」技術の導入に踏み切ったということは、アスファルトフィニッシャ製造の本場である欧州で本技術水準の高さが認められたということである。
3.関与会社
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ヴィルトゲン・ジャパン(株)
ヴィルトゲン・ジャパン(株)は、傘下にアスファルトフィニッシャ製造シェア世界第一位のフェーゲル社(ドイツ)、ローラ製造を主力とするハム社(ドイツ)などを擁する道路切削機の欧州最大手メーカーであるヴィルトゲン社(ドイツ)のグループ会社である
- BAM Wegen社
BAM Wegen社は、オランダのRoyal BAM Groupの構成会社で、特殊機械の自社開発も手がける道路会社である。年間総売上高は、6億ユーロ(約810億円)。
Royal BAM Groupは、年間総売上高が約78億ユーロ(約1兆円)のオランダで第1位、欧州でも第5位のコントラクターである。
4.DLペープ
当社の二層同時舗設式舗装(DLペーブ )についてはリンクをご覧ください。
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