製品・技術のご案内
道路冠水対策工法 アクアロード
カテゴリー:土木>地盤改良・盛土
樹脂製雨水貯留浸透槽が冠水被害を抑制
概要
車道下に樹脂製の雨水貯留浸透槽を構築することで、台風や集中豪雨、特に頻発している局地的豪雨(ゲリラ豪雨)による冠水被害を抑制する工法です。※「アクアロード」は積水化成品工業(株)様の商品名です。
特長
- 短工期:従来の雨水貯留浸透層はコンクリート製のため、大規模な工事、長い養生工期が必要でしたが、「アクアロード」は軽量な樹脂製を組み上げるだけのため、特殊な施工機械や養生期間が不要で、短期間で設置が完了します。
- 容易に設置:道路の直下が雨水調整池の役割を果たすことから、新たな用地確保が不要。設置場所の降水想定量や面積に合わせて、さまざまな規模の貯留空間を自在に構築できます。
- 貯水性:体積当たり92%以上の高空隙率を有し、100m3あたり92m3の貯水が可能です。
- 通行安全性:台形の特殊なブロックを交互に連結させて積み上げることで、大型車両の走行も可能な耐荷重性を発揮します。
- 雨水利用:内部空間に溜まった雨水を緑化対策、防火用水、保水性舗装などへ利用可能です。
用途
- 冠水多発道路、アンダーパス、地下鉄や地下道の出入口