製品・技術のご案内
高剛性アスファルト上層路盤 ハイリジッドベース
カテゴリー:舗装工法>路盤・路床>施工技術
高剛性アスファルト混合物を使用した硬くて丈夫な路盤
概要
高剛性アスファルト混合物*を使用した上層路盤です。通常の上層路盤と比較して剛性が非常に高いため、既設の下層路盤への荷重負荷を低減でき、アスファルト舗装の高耐久化や長寿命化を図ることができます。
*1990年代にフランスで開発され、イギリスをはじめ世界各地で採用されている混合物です。堅くて曲がりにくい、丈夫なアスファルト混合物です。
※ この技術は㈱高速道路総合技術研究所との共同研究により開発した舗装技術です。
特長
- 高剛性:混合物としての剛性(スティフネス)が高く、アスファルト混合物層下面の引張ひずみを小さくして疲労ひび割れの発生を抑制します。
- 疲労ひび割れ抵抗性:アスファルト量が多いことから、疲労ひび割れ抵抗性が向上し、長寿命化が期待できます。
- 耐水性:低空隙率のために水密性が向上し、また、高剛性によるはく離抵抗性向上(骨材同士のこすり合わせを抑制)により優れた耐水性を有します。
- 動的安定度:動的安定度は基層用混合物相当の性能を有します。
用途
- 高速道路、重交通道路など、大型車の通行が多い道路
- アスファルト安定処理路盤の支持力が低下し、劣化が発生・進行している道路
- 舗装打換に際して耐久性の高い舗装を構築したい道路