防災調整池は、工業団地用地の造成によって雨水の流出量が多くなるので、下流への影響を防ぐために、本体の造成工事に先立って設置されます。土木構造物としては、雨水を貯める池の部分と、下流に安全な量の水を流すための放流施設があり、造成工事と合わせて手がけています。

三島三ツ谷工業団地敷地造成工事（静岡県）

自然の地形を生かしながら進めていく造成工事では、まず、現地の状況に応じた土壌の強度改良や、沈下対策などを計画。工事は、その計画に基づき、安全と環境に配慮しながら進めます。求められる品質確保のために、これまで深めてきた知識と技術を生かし、計画から調査、施工まで、総合的にサポートします。

市原市海保地区開発造成工事（千葉県）