技術情報

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地震対策型段差抑制工法 HRB 工法

カテゴリー :
    舗装 > 車道アスファルト舗装 > 段差対策 > 

地震による舗装の段差を防止

概要

高強度のジオグリッドと拘束部材を用いた複合剛性層を路床に構築する工法です。地震によるアスファルト舗装路面の亀裂や段差の発生を抑制します。地震直後でも緊急車両の通行が可能で、人命救助や物資運搬が急務な初動を迅速に行えます。

特長

  1. 支持性能を保持しつつ、地震による地盤変形に滑らかに追従することで、アスファルト舗装路面の亀裂や段差の発生を抑制し、車両通行を可能にします。
  2. ジオグリッドの敷設と拘束部材の設置は容易で、複合剛性層を路床に構築するだけなので、短期間で、かつ車線規制内での工事が可能で、大型機材の仮設ヤードも不要です。

用途

  • 構造物(橋梁、ボックスカルバート)前後・埋設物周囲の陥没・段差抑制
  • 軟弱地盤盛土部および切土/盛土境界部の不同沈下防止
  • アスファルト舗装の大規模地震対策

関連

※HRB工法は中央大学研究開発機構、株式会社NIPPO、前田工繊株式会社が産学連携共同研究により開発した地震対策型段差抑制工法です。

段差抑制効果の例
段差抑制効果
  • HRB工法(横から)
  • 一般工法(横から)
  • HRB工法(正面から)
  • 一般工法(正面から)