技術情報

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振動軽減舗装 バイロペーブ

カテゴリー :
    舗装 > 車道アスファルト舗装 > 環境対策 > 

短期間の工事で交通振動を軽減

概要

路床・路盤の強化を図ることなく、表基層部分で交通振動の軽減が可能なアスファルト舗装です。特に都市部の幹線道路等において、短期間の工事で交通振動の軽減を図りたい場合に効果的です。(国研)土木研究所との共同研究により開発しました。

特長

  1. 振動軽減機能:表基層と制振用シート(ガラスグリッド)の振動減衰性能により、交通振動を軽減することができます。
  2. 工期短縮:表基層の切削オーバーレイで対応できるので、路床・路盤を強化する従来の振動軽減工法と比べ工期の短縮が図られます。
  3. 高耐久性:表基層用混合物には、ポリマー改質アスファルト H 型をバインダとしているので、耐久性に優れ重交通道路にも適用可能です。

用途

  • 幹線道路、生活道路
ガラスグリッド敷設(千葉県市川市)
断面図
振動軽減舗装 バイロペーブ 施工完成

振動軽減効果の測定例
※平坦性の改善による
低減量3.8dBを含む

  • 施工手順1)ポーラス(20)の舗設
  • 2)SMA(5)の舗設
  • 3)ガラスグリッドの舗設
  • 4)SMA(13)の舗設