補修技術とは

補修に先立つ調査技術には、自動測定車ロードスキャンを用いた路面性状測定システム、FWDの重錘を落下させて舗装の健全度を評価する舗装構造診断システムがあります。

舗装の機能回復には多くの補修技術がありますが、特に難しい排水性舗装の機能維持・回復にはパービアスクリーン工法を用意しております。

舗装の軽微な補修には、薄層砕石マスチック舗装薄層エスマックや加熱アスファルト混合物を用いた表面処理工法ニッポカーペットが効果的です。

表層が損傷した場合には、路上で加熱再生する路上表層再生工法サーフェスリサイクリングがあります。舗装体まで破損した場合には、路上再生路盤工法FRB工法が有効です。FRB工法には、フォームドアスファルトを結合材とするフォームドFRB工法や、固結路盤に適用するスーパーFRBなどのバリエーションがあります。

床版舗装の補修には、鋼床版舗装を電磁誘導加熱で静かに剥ぎ取るスマートリムーブ工法があります。コンクリート床版の場合は、コンクリート床版上面の炭素繊維シート工法も有効です。