建築

CCB工法

コンクリートのひび割れを目的の目地内に誘導し、躯体コンクリートの品質を高める

CCB(Crack Control Bar)工法とは、鉄筋コンクリート壁の収縮ひび割れ発生位置を制御する工法であり、ひび割れを誘発目地内に誘導し、目地部以外の壁面ひび割れを発生させないことが可能となります。本工法の特徴は、ひび割れを誘発したいところの非コンクリート率を確保する手段として、ひび割れ誘発材および壁鉄筋を直線上に配置する点、ならびに太径の異形棒鋼をひび割れ誘発材に用いる点です。これにより、従来型のひび割れ誘発目地に比べ、ふかしコンクリート厚さを低減できるメリットもあります。
なお、本工法は(財)日本建築総合試験所の建築技術性能証明を受けております。

CCB工法

特長

  • ひび割れを目地内に誘導できるため、防水処理が容易になり、美観を損ないません。
  • 通常の耐力壁と同等の強度を持つため、さまざまな箇所に使用できます。
  • 特殊な材料を使用しない(JIS 規格品の異形棒鋼を用いる)ため、品質や耐久性などに関する懸念がありません。
  • 専用の固定ジグを使用することで、簡易ながらも精度の高い施工を可能にしています。
  • 鉄筋工による一連の作業の中でひび割れ誘発材の取り付けが可能であり、類似工法と比較して作業効率に優れ、対策費用が安価です。

  • 誘発材の固定状況

  • 耐力壁の仕上がり状態

  • 目地内に誘導したひび割れ

施工イメージ

施工イメージ
  • 耐力壁表面の増し打ち部に設けた欠き込み目地と壁断面中央部のひび割れ誘発材および壁縦筋を直線上に配置し、コンクリート打設中に誘発材が移動しないよう、専用の固定ジグを用います。
  • ひび割れ誘発材は、床スラブ天端から上階梁下端までの間とし、上下階の梁内には定着しないように配置します。

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